日本と中国の人びととの友好交流などなど


by kanwu1950rizhong
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 広島→上海→ハルビン。
上海で国内便に乗り継ぎ、ハルビンへ向かう私のいつものルートです。
8月、その上海の空港で失敗をしてしまいました。
機内預け入れ荷物が、空港当局に没収されてしまったのです。
原因はデジカメの小さなバッテリー。
これをうっかり、中に入れていたのです。
荷物は上海に留め置かれ、身一つでハルビンに向かうことになりました。
ハルビン空港で、再び自分の荷物を手にしたのは、その5日後。
すべて開披され、バッテリーは没収されていました。
上海では、7月の帰国時も飛行機が遅延し深夜となり、ここに一泊したばかり。
同僚の中国人からは、上海では災難続きですね、と笑われました。
一人旅、色々なことが起こります。

 9月15日。
ハルビンの朝6時の気温は、8℃。
ここの緯度は北海道の宗谷海峡あたりです。
写真は「晨读(chendu)」(早朝の音読)。
大学院進学を目ざす4年生たち。
中国の大学の風景です。

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新学期が始まり3週目です。
海外研修に来ていた日本の大学生を、2年生のクラスに招きました。
中国の学生にとっては、生の日本語にふれるチャンス。
写真の左側に立っているのが日本の学生たち。

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「どうして肌が黒いのですか」と日本語で尋ねる中国の女子学生。
日本の男子学生は答えに窮していました。
最後はみんなで記念撮影。

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この夏、20人近くの日本語科の学生が日本へ短期留学しました。
新学期、あるクラスでは3分の1の学生が抜けていました。
日本への志向の強さを感じます。
SNSには日々、彼らの日本での様子が送られています。

洗面器、ハンガー、魔法瓶、マット…。
写真は、新入生の買い物風景。
寮生活に必要な生活用品を、付き添いの両親とともに買い求めています。
この日から、4年間の寮生活のスタートです。

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「军训」(軍事訓練)。
新入生は入学後、軍事訓練が義務づけられています。
朝5時起床、掃除。
訓練は毎朝6時から始まり、2週間続きます。

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朝6時過ぎ。
指導するのは国防を学ぶ学生たちです。
写真の指導者は女子学生。

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中国東北部。
「万里无云(万里無雲)」。
この日も朝から雲一つない青空です。


        by トンファン




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# by kanwu1950rizhong | 2017-09-17 09:48 | Comments(1)

アラスカ4日目、早朝5時から公園専用バスでデナリ国立公園・自然保護区に向かって出発。公園に入るとすぐに「ムースです。」との声。ムース(ヘラジカ)がバスのすぐそばの茂みで食事中のようす。まだ薄暗い中、シルエットのようにその大きな動物が見えた。あまりにも急すぎて、また暗すぎてカメラは間に合わず、ただこんな近くに伝説のように聞いていたムースがいることに感動した。先住民が大事な食料として狩りの対象とし、祭事には欠かせない動物だと聞いている。

 しばらくすると朝日が差し込み周りの風景が鮮明に見えるようになった。


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氷河から流れ出る水がいくつもの川になって、網目のように荒野を流れている。草も針葉樹の幼木も見えないまさにツンドラの風景。

「ドールシープがいますよ!」バスの運転手さんは同時にネイチャーガイドも務めていて、野戦動物をいち早く見つけて教えてくれる。それを私たち日本人グループはトラベルイアホンを通じて聞くというシステム。乗客が双眼鏡で探したり、カメラに収めている間バスは止まって待ってくれる。遠く山の斜面に白い点のようなものが見えている。
 
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私の小さなカメラではこれが限界。ドールシープとは「崖の羊」の意。確かにとんでもなく危ない場所にいる。
これではどんな動物かわからないので、公園のパンフレットから写真をいただくことにした。

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オオツノヒツジ これが日本名で、名の通りの姿。
この後も周りの山の斜面でたびたびお目にかかることとなった。

 ツンドラの大型動物の代表の一つ、カリブ―(トナカイ)も遠くの山の斜面で見ることができた。何とか姿を確認できる距離でラッキー。

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 気になるお天気の方は雲が次第にとれて青空が広がってきている。「もうすぐデナリ山が見えますよ。」イアホンから日本語ガイドの声がする。


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「あの雲のかかった山ですか?」 「いえ、あの山のさらにむこうです!」
大物はなかなか姿を現さないのが常?
そんな会話の途中に、今度は大物動物が現れれる。
「クマ!グリズリーかもしれません!」  「オゥー!!」車内は興奮に包まれ大急ぎでカメラを向ける。


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何やら一生懸命で食べている。「ブルーベリーを食べているんですよ」
なんでもブルーベリーはクマの大好物で、この時期は一日中ブルーベリーを食べて冬籠りや出産に備えているそうだ。
クマの親子と人間の親子がブルーベリー採りに夢中になって、鉢合わせになるお話が現実になることもあるとか。

 クマと出会って数分後、「デナリに着きました!」
バスを降りると、雲一つない青空に真っ白い巨大な山が姿を現した。


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とうとう出会えた、。こんな完璧な姿で!!
幸運にもそれまで山裾にかかっていた雲がきれいに消えて、こんなにもクリアな姿を目にすることができた。
北米一高い山(6190m)デナリ。
山というより、氷の塊、いや巨大なクリスタルと表現した方がいいかもしれない。初めて見る「山」のイメージだった。


         by dahai



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# by kanwu1950rizhong | 2017-09-13 14:59 | Comments(2)

出発から3日目、いよいよ今回の旅のクライマックス・デナリ国立公園に向かって北上。先ずアンカレッジから約180kmのタルキートナという小さな町に向かう。ここはデナリ山(マッキンリー山)登山の基地として有名で、日本人冒険家、植村直己氏もタルキートナ―からマッキンリーへと向かい、単独初登頂ののち消息を絶った。この町のミュージアムを訪ねると、植村直己氏の特設コーナーがあり、受付の年配の係りの男性が親切に案内してくれた。植村氏が消息を絶って30年以上が経っても、彼を偲んでこの地を訪れる人が絶えないようだ。

 
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ミュージアムの外観。
3つの展示棟がありその1棟に植村直己氏のコーナーがある。

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紛らわしいので説明すると旧マッキンリーの呼称は、2015年8月31日オバマ前大統領の決断でデナリに戻された。戻されたというのは1896年までは先住民が「デナリ(偉大なるものの意)」と呼び続けていたから。
現在は正式名称「デナリ」旧称または愛称「マッキンリー」で使われているようだ。

 タルキートナの町外れには、タルキートナ川が氷河から流れ出る独特の白濁した水を、大量にしかも速い速度で運んで、岸部の土や樹木がなぎ倒されているようすが見られた。ものすごい勢いで氷河が融けだしているのを実感した。よく晴れた日には川越しにデナリ山が見えるはず・・・。暑い雲に阻まれ、この日はまだ姿を見せなかった。

        あちこちで見かける赤い実。

      
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ローズヒップでおなじみの「ドッグローズ」の実。この時期、もう花はないだろうとは思いながらもキョロキョロすると、どこにも変わり者というか遅れてくるものはいるもので、一輪私たちのために咲いていてくれた。

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    ありがとう! 野生のバラにしては大きく目立つ存在感。花の時期は壮観だろうなぁ。

    シラカバの樹の下では、おとぎの国から出てきたようなこんな姿も。

    
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 おなじみ(?)のベニテングタケ。絵や写真ではよく目にするけれど実際に生えているのを見るのは初めて。
毒キノコの代表のように言われるけれど、欧米ではクリスマスなどのお祝いごとのシンボル的存在。ものの本によれば「美味」とか・・・。えっ!!

 タルキートナでの散策の後は、いよいよデナリへ。
200km 、バスで約4時間の行程。天候は曇り、ときどき雨。

  
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 車窓からの風景が変わってきた。周りに背の高い樹はなく、草地に針葉樹の低木という広野。
ツンドラ地帯に入ったようだ。
 

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永久凍土は夏 表面の氷だけが融けて小さな沼や湖を作る。その代表的な地形だが、その永久凍土自体が融け始めているという。


            by dahai


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# by kanwu1950rizhong | 2017-09-08 15:43 | Comments(0)
 友人夫妻に誘われて8月25日~31日、アラスカを訪ねた。友人夫妻は2年前に続いて2度目の旅、オーロラ撮影とデナリ山(マッキンリー山)全貌を見ることを目的としたリベンジの旅。私は偏にアラスカの大自然の中に立ちたい、ツンドラ地帯を肌で感じたいとの想いで出かけた。

 先ず訪ねたのは、アンカレッジから約200km南にある、スワードという港町から船に乗って行く、キーナイフィヨルド国立公園のアイアリック氷河。

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 この日の天候は曇り時々雨。青白い氷河の末端に近づくと寒さは一層厳しく、青いクレバス(裂け目)が突き刺さる感じで静まりかえっている。

 時々氷が崩落してドドーンという不気味な音が響く。

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 目の前の岩の上の部分がちょうど崩れ落ちたところ。氷の塊がいくつも海上に浮かび「落ちたら15分持ちません」とガイドの中島さん。中島さんは日本の大学を卒業後、アラスカ大学で学び、アラスカに定住してアラスカの動物を中心に研究・撮影している写真家。多くのアラスカを旅する日本人がそうであるように、この人もあの星野道夫さんの写真と文章によって、アラスカへの道をたどり始めた一人らしい。

 「あっクジラ!」の声にみんなデッキに出て海面を見つめる。しばらくすると姿こそ見えないものの、水しぶきが吹き上げられるのが見えた。

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 確かにクジラがすぐそこにいる!  この身震いするような感動はなんだろう。
背中が少し水面から覗いたが、独特のしっぽは見ることができなかった。でも手を伸ばせば届きそうなところであのクジラが生きている!

 氷河の末端が崩落することで、多くのミネラルが海にそそがれ、プランクトンが育ち魚がが育つ。そこに巨大なクジラが集まるという食物連鎖が成立すのだとか。クジラの群れの近くには、おこぼれの魚を狙ってミツユビカモメが群れていることが多い。

 氷河から少し離れた岩の上ではトドが寝そべっている姿がある。その上空にはハクトウワシが悠々と舞っている。ミツユビカモメものんびり寛いでいいる(そのように見える)。

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 氷河クルーズを終えてアンカレッジのホテルに向かうバスの中から見た夕焼け。1時間近く雲はいろいろな形に変わり、空の色も変化しながら目を楽しませてくれた。長い長い夕焼け、高緯度の地でしか体験できないゆっくり沈む太陽。北極圏の近くまで来ていることを実感する

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明日はデナリ山に向かう日。
何かいい兆候のような気がして、いつまでも夕焼けを見ていた。

          by dahai



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# by kanwu1950rizhong | 2017-09-02 12:59 | Comments(1)

8月8日夜、中国四川省の名勝「九寨溝」でマグニチュード7の大地震発生のニュース。「九寨溝」は2009年秋、日中友好平和の旅で訪れ、とても感銘を受けた場所です。それだけにとても身近に感じ、被害の状態が気になっています。昨日(8月10日)やっと画像つきのニュースを見ることができました。当時観光客は約3万8000人、現在確認された死者は19名、けが人263人。救援活動はまだ途上、これから被害の大きさはもっと大きくなるかもしれません。

 「火花海」とよばれる美しい湖が決壊したという画像も発表されていました。「九寨溝」は数々の美しいエメラルドグリーンの湖が大きな魅力の景勝地です。2009年に訪れた時に、夢の世界にいるような気持ちにさせてくれた湖や瀑布がどのようになっているのか。胸が痛みます。

  2009年9月の「九寨溝」珍珠灘瀑布。

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この瀑布も地殻変動でできたといわれます。激しく地面の動く地域であることの証拠です。

 同じく2009年の鏡海。名前のとおり、鏡そのものでした。

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 樹正群海。19個もの湖が梯子状に配置、それを縁取るように大小の樹木が彩をそえます。いつまでも眺めていたい景観でした。初めて訪れたのに、どこか懐かしいような不思議な感覚を覚えました。

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 2009年平和の旅は、前年2008年5月12日に発生した四川大地震のお見舞いも兼ねた旅行でした。九寨溝を訪ねる前に、私たち一行は震源地に近い北川県の被災地を高台から一望し、凄まじい破壊の恐ろしさを目の当たりにし、約2万人の犠牲者の冥福をお祈りしました。当時、地震発生から1年4か月が経っていましたが、道中大きな岩が道を塞いで、危険な個所を何度も通過したのを思い出します。

 そして今回の地震。私たちが激しく動く地殻の上で暮らしていることをあらためて感じています。

 2009年の平和の旅で立ち寄った「汶川大地震博物館」ではこのような年表がありました。マグニチュード7以上の地震がこの地域にこんなにも頻繁に発生しているのです。

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 地震のような地球の内部でおこる現象を私たち人間は止めることができません。せいぜい前兆を知る方法の模索や素早い救護・救援、復興への努力を惜しまないことぐらいです。
それとは違って、人と人が争う戦争は止めることができるはずですが。

 被災された方々が一刻も早く安全な生活に帰ることができるよう願うばかりです。
 

              by dahai


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# by kanwu1950rizhong | 2017-08-11 14:31 | Comments(1)